中間マージンを抑えようの最近のブログ記事

裏話2:名ばかりヒアリングにご注意下さい。

「ホームページ制作会社をどうやって選んでいいかわからない」

という人たちにつけ込むコンサルタント達がいます。

そして、「ヒアリングをして最適な制作会社をご紹介します」という方法で呼びかけます。
本来は、制作会社が苦手なWEB戦略などを外部のコンサルタントがやればいいのですが、そのコンサルタントも、もし紹介だけして、キックバックをもらえるなら、非常に楽です。
(弊社の場合には、WEB戦略も制作も社内です)

コンサルタントは、WEB戦略はできるかもしれませんが、いかんせん高い。戦略だけで高い費用は払えない会社がほとんどです。そこで、戦略はヒアリング程度で無料とし、制作会社に紹介してキックバックをもらうわけです。これも各社違いますが、20%くらいと考えればいいでしょう。

たとえば、90万円くらいの制作費用がかかった場合には、その20%が、紹介者にキックバックされます。18万円ですね。これは、紹介という口利きだけで利益になるので、紹介ビジネスをしたいコンサルタントはたくさんいます。

ヒアリングは2時間程度ですみます。
WEB戦略は数週間以上かかります。

もし、同じ18万円もらえるなら、ヒアリングだけで済ませたいのでしょう。

もし、18万円分のWEB戦略を提出してくれるのであればいいのですが、「ヒアリング」ですから、口頭で簡単に言うだけで、レポートも何もありません。キックバックをもらうこともあなたには伏せてあります。

前回お話したとおり、制作費として大切なお金を捻出したにもかかわらず、数十パーセントは口利きしたコンサルタントなどに渡ってしまいます。もったいない話です。18万円もあれば、インターネットで広告が出せますね。

コンサルタントとしてはたぶん立派なのでしょうが、わざわざブローカーとしての稼ぎに引っ掛かる必要はありません。
やはり、自分で探せばキックバックが発生しないぶん、制作の現場もしっかりと仕事をしてくれるかもしれませんしね。

では、そのキックバックを排除するにはどうしたらいいでしょうか?

・まずは、鉄則として紹介するだけの人には絶対に聞かないこと

それでも何かの拍子に聞いてしまった場合には、会社名をまず聞いておくことです。嫌がれば、間違いなくキックバックをもらっています。

しかし、そこは優秀なコンサルタントです。口がうまいでしょう。「まずはヒアリングしないと、最適な会社がどこかわかりませんよね」なんて言いかねません。

または、紹介した事実だけがあればいいので、「いいですよ。私からの紹介ということを言っていただければ、良くしてくれるはずです」と言うかもしれません。

ヒアリングしようがしまいが、提携先の制作会社は1社か2社です。紹介先はきまっています。それは、多くの会社とやり取りするのが面倒だからです。名ばかりヒアリングをして、あとは、バンバン紹介してしまえば、コンサルとしての提案書も提出する必要もなく、効率的に稼げますね。

相手先も、どんどん紹介してくれれば、キックバックも喜んで払います。

これは、紹介先が最初から限定されているので、クローズ型の紹介と呼びましょう。
名ばかりヒアリングでガッポリ稼ぐコンサルタントにはご注意ください。

・・・こんなに書いちゃった(笑

 

次は、多くの会社と提携している紹介ビジネスのお話をします。
お楽しみに。

 

裏話1:丸投げにご注意 ~ダミー名刺がやってくる~

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今回は、丸投げに関する私の個人的な体験です。

私は、カナダから帰ってきて、マルチメディアの会社に就職し、ホームページを制作していました。

時代的にホームページ制作がどんどんと増えている時代でしたので、会社自体もホームページ制作会社にようになっていきました。

 

■丸投げの場合:クライアントは、元請けに依頼したことになっている。

今も変わらないのですが、建設業界と同じく、ホームページ制作も、下請けが盛んです。

ブランドのある大きな会社が受注して、下請けに出し、その下請けがさらに下に発注します。

私は、その孫請けみたいな場所で企画・制作にいそしんでいました。

(といっても孫請けの場合には企画作業はありません。

比較的お客さんと近い関係で仕事が取れた場合などには、企画をやっていました。)

さて、その元請けの会社が、クライアントとヒアリングをし、もっともらしいことを言ったあとには、

下に丸投げです。元請け=営業、下請け=制作、という関係です。

で、その営業で全体の20%くらいを貰います。

もし、下請けが孫請けに丸投げすればまた20%とります。

そうすることで、最終的な制作現場には少ない金額しか回ってきません。中間業者が取り過ぎなのです。

でも、元請けや中間業者には、システム・デザイン・マーケティングのすべての知識がありません。

いや、というか知識だけが少しあって、実際には自分でやったことがないので、クライアントから突っ込まれると返答に困ることになります。

そこで、ダミー名刺の登場です。

 

■ダミー名刺がやってくる

「名刺作っておきましたから。」

これが、元請けから言われる合言葉です。

で、箱を開けてみると、あらびっくり。私がいつの間にか立派な会社の社員になってございます。

サラリーマン時代には、私も、たくさんの大きな会社の名刺を持たされました。

全然社員でもないですが、ダミー名刺を持たされて打ち合わせに行きます。

なぜ、自分の会社名を言えないかといえば、中抜きされてしまうからです。

元請けは最初に話を聞いて、あとは制作には関わりたくないと思っています。

そんな時間があれば、また次の受注に力を注ぎたいからです。

しかし、クライアントにはそんなことを言えませんので、あたかも仕事をしているように見せかける必要があるのです。

 

■3億円のホームページが、実際には・・・・

そういえば、原子力発電所のホームページ制作の費用が3億円かかってしまった、

という話が話題になったことがあります。

発注側は3億円支払ったのですが、実際に手を動かして制作した会社にはいったいいくら制作費用が支払われたのでしょうか。

私が制作会社にいたころにも、その原子力発電所の開発案件が孫請けとして(もっと下かもしれませんが)回ってきたことがあります。

たしか、予算はあるので、3Dとかでグリグリ動けるようなコーナーを作ってほしいなんて話だった気がします。

つまり、予算取りは終わっているので、あとはそれに見合ったような内容で作ってくれということです。

この時は、会社の幹部が原子力発電所自体が嫌いだったようで、断ったようです(笑

えーっと、ちょっと待って下さい。今、インターネットで調べたところ、3億円というより、3年間で10億円の間違いでした。

失礼しました(苦笑

で、結局作られたホームページ自体は、ものすごく酷いものだったらしく、

普通に見積もりを取れば1000万円とか、下手したら100万円とかでできるではないか、という声も聞こえてきます。

いったい、その3億、いえ10億円のほとんどはどこの会社に行ったのでしょうか?

もちろん、ホームページ制作会社ではありませんね。

そう、元請けなどの中間業者です。

 

あなたの会社は、どんな会社に発注していますか?

まぁ、親切に話を聞いてくれることに価値を置いているのであれば、

大手の会社でもいいかと思います。

もし、中間マージンを節約したいのであれば、

インターネットで自ら制作会社を見つけることを強くお勧めします。

 

次回は、「紹介」ビジネスで中間マージンがとられている実態をご紹介します。

・広告+手数料型
・コンペ型
・クローズ型

などいくつかのパターンで解説する予定です。お楽しみに。

 

 

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